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「あきらめの水位」
前橋にあるオルタナティブスペース「ya-gins」で開催された個展。
展示期間中は毎日ギャラリーの前で即身仏を作り続け、頭に雑念が浮かんだら、その内容をギャラリー内にあるボードに書いていく。煩悩が108つに達したとき、仏教の三毒をモチーフにした風呂(作品上部から冷水が流れ出す構造)に全身で浸かり、みそぎを行った。
コロナ渦による一回目の緊急事態宣言発動と同時に開催され、来場者はほぼ皆無。不要不急のイベントが次々と批判にさらされる中、国の指定する安全距離を保ちつつ、何とか展示を続行した。
期間:2020年
場所:ya-gins(前橋)
All photo by Goro Tamura
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